学習支援教室の先生ってどんな人?

最終更新: 2018年11月15日



寺子屋 さくら市教室の磯先生

目指すは「楽しく来てもらう教室」

私は寺子屋さくら市教室の中で様々な経験をしました。この仕事を初めて行う時に立てた目標は、「楽しく来てもらう教室」を目指すことでした。

私は名探偵コナンのように頭脳明晰ではなく、幼少期も覚えは悪い方で勉強は苦手でしたが、そんな私が大学まで卒業できたのは学生時代に学問を面白く教える先生がいて、自分で学ぶ楽しさを教えてもらったからです。その先生のように面白い授業はできないかも知れないけれど、この先生と話すのは楽しいな、面白いなと少しでも思ってもらえるような人にはなれるんじゃないのかと思いました。そのためにしたことは、生徒との距離を縮めること、仲良くなることでした。子ども達が来たらこちらから元気に挨拶をして、そのあと雑談、そこから相手の好きなモノの話をして距離を縮めていきました。また、私は写真を撮るのが好きで、休みの間に撮った写真を教室に貼りました。教室の壁が真っ白で殺風景なので、綺麗な写真や子ども達が見たことない写真を貼っておけば楽しい空間になるんじゃないかと考えたからです。写真を見た子ども達は色々と質問をしてくれて、そこから会話が広がり、その後の勉強が和やかな雰囲気で出来るようになりました。


マスキングテープを使って工作中~!


大切な気付き!子ども達との適切な距離間と価値観の違いを理解すること

そのような工夫をしつつも、苦労した点が二つあります。

一つ目は、子ども達との距離の取り方です。様々な家庭環境や心に傷を抱えている子もいたので、失礼なことをしていないかなど仕事終わりの車の中で考え、反省し、来週の授業はこう接しようと試行錯誤していました。

二つ目は、子ども達は「解らないところが、わからない!」ということです。自分は疑うこともなく受け入れていた法則(例えば、分数の計算)でも、初めて知る子ども達にとっては疑問だらけで、そのつまづいている部分を見つけ、解るように説明するのが難しかったです。何度も子ども達の話を聞き、解らない部分は図書館で調べました。先週教えた事をほぼ忘れることもあったので、根気強く記憶に残るような言葉を選んで、簡単な言葉で教えるように工夫しました。そうすることで、少し休みがちな子はほぼ毎週来てくれるようになり、苦手な数学の計算を解けるようになったりしました。「できなかったことができるようになる、出来ることが一つ増える。」それが自信になり、勉強する楽しさに繋がったのでしょう。その子は積極的に自分から勉強するようになり、解らない問題がすぐ解けなくてもすぐに先生を呼んで答えを聞こうとせず、まずは自分で考えて解くようになりました。その元気に問題を解いている子を見て、勉強を教えている私がいつの間にか元気をもらっていました。その時、誠実に長い目で根気強く教えれば、子ども達は応えてくれると実感しました。


子ども達の無限の可能性を信じて~ 私も成長できました!

どんな環境の子ども達も長所や可能性が有り、良いところを伝えたり寄り添えば、子ども達は自ら考え行動します。それを間近で見て、成長する素晴らしさを実感しました。科学技術が目まぐるしく発達し、短期的な結果が求められることが多くなりましたが、我慢強く長い目で見る大切さを学ばせてもらいました。ここで学んだことを自分にも生かし、私自身が諦めずに前を向き、頑張る勇気を貰いました。寺子屋で出会った多くの子ども達、一緒に働いていた職員の方に感謝しています。





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